新型コロナワクチン接種の予約受付終了について(2021.8.5)
ラグビーブラジルチームよりユニフォームのお礼をいただきました。
来院時、私は精密検査の結果を本人と帯同スポーツ医に詳しく説明し、一般的な治療の方針を伝えました。そして、3年後のパリオリンピックで頑張れば良いのでは、とも申しました。しかし、彼女は東京大会のために20年の人生全てを捧げてきたのです。それに私は気づいてあげれなかった。彼女には残酷な心無い事を言ってしまったかと反省していました。
オリンピックの成績はもう少しでしたが、彼女らの帰国後、帯同ドクターとチームから「大変お世話になりました。」 と感謝の気持ちを込めて、プレイヤー全員のサイン入りユニフォームを送ってくださいました。東本館1Fの廊下に展示しています。彼女らには、今度こそパリオリンピックで頑張って下さい、とエールを送りたいと思います。
(文責 村松)
里帰り分娩に関するお知らせ
当院広報誌「ほほえみ」の掲載内容につきまして
県外からの里帰り分娩制限に関するお知らせ(追加)
「新型コロナウイルス感染症患者専用病棟の稼働」と「安心して受診していただくための取り組み」について
当院では、令和3年5月11日から新型コロナウイルス感染症患者の専用病棟を再稼働しました。第2種感染症指定医療機関として、感染が拡大している県内患者の受け入れと山口県北部地域でのクラスター発生に備えた非常時の対応です。地域の皆さまのご理解をよろしくお願いいたします。
〇該当病棟 本館3階 40床
新型コロナウイルス感染症専用病棟は、以下の感染防止対策を講じて運用しますので、受診の際は安心してご来院ください。
〇他の病棟に近接していない病棟を使用して、一般の入院患者さんや外来患者さんとの動線を分離します。
〇病棟内は、感染領域と非感染領域を明確に区分けします。
〇医師は、タブレットを使用するオンライン診療を基本とします。
〇看護は、感染管理の知識を有する専従スタッフが対応します。
〇医療機器等は、感染症病棟専用とします。
当院は、今後も院内感染対策に万全を期してまいります。病院を利用される皆さまにおかれましても、引き続きマスクの着用・手指消毒の徹底など感染対策にご協力をお願いいたします。
令和3年5月11日
病院長
長門総合病院お笑い講チームが 第11回お笑い講世界選手権大会で特別賞を受賞
面会の禁止について
令和2年7月30日
新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、再び入院患者さんへの面会を禁止しています。ただし、病状説明、入退院時の付き添い、病院から要請があった場合等は面会できますが、入室前に「面会申込書」の記載をお願いします。なお、感染者が数多く発生している地域からの面会はお控えくださるようお願いします。 ご不明な点等ございましたら、来院前にお問い合わせください。
《面会を許可する対象》
1. 病状説明は原則外来で…2人まで
2. 入院時、退院時の付き添い…1人まで
3. 急変、臨終時…2人まで
4. 病状により患者さんに付き添いが必要な時…1人まで(毎日検温を実施する)
5. 病院より来院要請をした時…2人まで
「2015年出生児を対象としたハイリスク新生児医療全国調査」に対するお願い
長門総合病院小児科では、日本小児科学会が実施する「2015年出世児を対象としたハイリスク新生児調査」に協力することになりました。この調査は日本小児科学会倫理委員会の承認のもと、倫理指針および法令を遵守して実施されます。また診療録等をもとにした後方視的検討であることから、患者様から個別に同意を頂かずに、通知・公開を行うことで実施することが国の指針によって認められています。
以下に、本調査の概要を示した日本小児科学会新生児委員会の協力お願い文書を添付しますのでご確認ください。
なお、拒否の意思表示を含めて本調査に関するお問い合わせは、長門総合病院小児科外来でお受けしております。
日本小児科学会新生児委員会
「2015年出生児を対象としたハイリスク新生児医療全国調査」に対するご協力のお願い
研究代表者 日本小児科学会新生児委員会
委員長 日下 隆
このたび、日本小児科学会新生児委員会による「2015年出生児を対象とした新生児医療全国調査」を、日本小児科学会倫理委員会の承認ならびに理事長の許可のもと、倫理指針および法令を遵守して実施致します。本研究は診療録等をもとにした後方視的検討であることから患者様から個別に同意を頂かずに、通知・公開を行うことで実施することが国の指針によって認められています。
本研究を実施することによる、患者様への新たな負担は一切ありません。また患者様の個人情報およびプライバシーの保護については最善を尽くします。本研究への協力を望まれない患者様は、その旨を診療を受けた施設までお申し出くださいますよう、お願い致します。
1. 対象となる方
2015年1月1日から2015年12月31日に出生体重1,000g未満で出生した新生児(超低出生体重児)
2. 研究課題名
「2015年出生児を対象としたハイリスク新生児医療全国調査」
(日本小児科学会倫理委員会承認、令和元年9月18日付、受付番号:28)
3. 研究実施期間
2021年9月末日まで
4. 本研究の意義・目的
日本小児科学会新生児委員会では、1990年から5年ごとに超低出生体重児(出生体重1,000g未満)の死亡率の調査を実施してきました。これまでの調査では、いずれも日本で出生した超低出生体重児の90%以上をカバーしており、本調査の結果は日本の周産期医療の水準を示す重要な指標として利用されています。また、超低出生体重児の分娩が予想される際に、ご家族に与えられる情報でもあります。これまでの調査の結果をみると、わが国の超低出生体重児の死亡率は調査のたびに改善しており、国際的にみても極めて治療成績が良いことが分かっています。
本調査の目的は、2015年に出生した超低出生体重児の死亡率を明らかにするとともに、過去の調査と比較してどのように変化しているのかを明らかにすること、さらには死亡率に影響を及ぼす要因を検討することです。またわが国の周産期医療の特徴として、超低出生体重児の死亡率は諸外国と比べて著しく低い一方、未熟児網膜症や慢性肺疾患といった、早産児特有の合併症の頻度が高いことが分かっています。本調査では死亡率とともに、これらの合併症の発生頻度についても調査を行い、わが国における現状を把握、諸外国との国際比較を行う際のデータとして使用するとともに、今後のわが国の周産期医療の更なる発展につなげることを目的としています。
5. 本調査の方法
① 研究実施施設
以下の1)-3)のいずれかに当てはまる周産期医療施設
1) 病床数100以上の病院で産科・小児科双方を有する病院
2) 小児医療施設(こども病院など)
3) 母子周産期医療センター
② 研究実施方法
下記に示す項目について、対象の患者様の診療録よりデータを抽出させて頂きます。
出生体重、在胎期間、性別、新生児搬送・母体搬送の有無、分娩形式、母体へのステロイド投与の有無、臨床的絨毛膜羊膜炎の有無、妊娠高血圧症候群の有無、児が入院した日齢、児の合併症(壊死性腸炎、新生児限局性消化管穿孔、慢性肺疾患、未熟児網膜症、嚢胞性脳室周囲白質軟化症、脳室内出血)、児の転帰(自宅退院、転院、死亡)、主たる死亡原因、退院時の体格、在宅医療の有無
(氏名、生年月日、住所、電話番号など個人を特定可能な情報は含まれません。)
6. 協力をお願いする内容
上記5-②に示す項目について、研究実施施設の担当者によりデータベースに登録して頂きます。
7. プライバシー保護について
本研究では、氏名、カルテ番号、生年月日、住所、電話番号などのように、個人を特定可能な情報は抽出の対象に含まれておりません。調査データは日本小児科学会事務局において原則5年間保管させて頂きます。これを延長する場合には、改めて小児科学会倫理委員会での承認を必要とします。
8. 本研究に関するお問い合わせ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記までご連絡ください。
また、本研究の対象となる方やその保護者様より、本研究への情報提供の停止を求める旨のお申し出があった場合には適切な措置を行いますので、その場合は診療のために受診された施設へのご連絡をお願い致します。
研究代表者
日本小児科学会 新生児委員会
委員長 日下 隆
連絡先
日本小児科学会事務局
〒112-0004 文京区後楽1-1-5
水道橋外堀通りビル4階
TEL: 03-3818-0091 FAX: 03-3816-6036