地域がん診療病院について
平成27年度よりがんの診療提供体制が見直しされ、緩和ケア、相談支援及び地域連携等の基本的がん診療を確保した「地域がん診療病院」が新設されることになりました。当院もその指定を受けて、山口県がん診療連携拠点病院である山口大学医学部附属病院と連携をとり長門医療圏のがん医療の向上に努めてまいります。県内の指定機関は以下の病院になります。

 

[都道府県がん診療連携拠点病院]
国立大学法人山口大学医学部附属病院

 

[地域がん診療連携拠点病院]
独立行政法人国立病院機構 岩国医療センター
独立行政法人地域医療機能推進機構 徳山中央病院
地方独立行政法人山口県立病院機構 山口県立総合医療センター
済生会下関総合病院

 

[地域がん診療病院]

都志見病院

山口県厚生連農業協同組合連合会　周東総合病院
山口県厚生連農業協同組合連合会　長門総合病院

 

※
平成27年3月13日に開催された「第10回がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」での検討の結果、平成27年4月1日より『地域がん診療病院』として厚生労働大臣より指定を受けました。また、本指定におけるグループ指定先医療機関は、国立大学法人山口大学医学部附属病院（都道府県がん診療連携拠点病院）となります。

 

※グループ指定とは
地域がん診療病院にあっては基本的に隣接する2次医療圏のがん診療連携拠点病院との連携を前提にグループとして指定することでがん診療連携拠点病院のない2次医療圏においても整備が可能となります。高度がん診療へのアクセスの確保、拠点病院との役割の明確化することで、地域におけるがん診療連携の円滑な実施を図り、質の高いがん診療の提供体制を確立することを目的としています。希少がん・小児がん・AYA世代のがん・妊孕性温存療法・がんゲノム医療についてもグループ指定病院と連携することで、対応できるよう体制を確保しています。